古き良きに出会う店 京都 シーシーズ

 

京都 丸太町七本松に、昭和を感じさせてくれる喫茶店がある。

 

シーシーズ は、知らなければ素通りしてしまうような、普通の民家のような外観である。ささやかな看板があるだけで、扉はおよそ一般家庭の玄関扉である。

 

ここでは、昔ながらのアメリカンケーキが味わえる。

 

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円筒形のショーウィンドウに、可愛らしくも存在感のあるケーキがならんでいる。

 

座席は腰掛け式の畳、床は土間というちぐはくさ。このアンバランスさが、初訪問の緊張感を溶かしてくれる。

名物らしい、ホワイトバタークリームケーキを堪能した。砂糖だらけで重たいクリームではないが、しっかりと存在感を感じる甘すぎないクリーム。よくラム酒につけられたさくらんぼ。ここのケーキはどれも大きめだが、クリームとお酒の強いさくらんぼのコントラストが癖になり、あっという間に食べ切ってしまった。

 

ここの店主のおばあちゃんが個性的だ。強い京都弁にハキハキした声。

アメリカに住んでいたと話してくれた。また、焼肉が嫌いで食べたことがない!食べたくもない!と強い意志を教えてくれた笑

 

昭和50年代まで引き戻してくれる空間がここにはあった。

土間は、冬は底冷えがすごくて寒く、長く滞在できなかった。暖かい日に訪問するのがオススメ。

 

また再訪して、別のケーキも食べたいと強く思う。どうかそれまでおばあちゃんが元気でお店にいますように。

 

2020/12/17訪問。

 

幸福感

 

京都の前田珈琲に行ってきた。

 

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かなりボリュミー、そしてバターたっぷりで本当に美味しかった。

出来立てはあったかくて、ふわっとバターが香る。

 

幸せな気分になれるサンドイッチだった。

 

 

私は今、実生活がかなり充実してると思う。

 

 

1時に寝て8.9時に起きる、健康的生活を送っている。一日3食食べるが、食べすぎていない。

目の前に授業や就活と言ったタスクがあるので、必然的にやる事があり、ある程度計画的に、ある程度ゆるく、生活を送っている。コロナので基本家に居られるし。

 

健康的で自己嫌悪に陥らない生活を送れているのは、ストレスの少なさのおかげだ。

 

早起きをする必要はない。バイトもしてないから誰にも怒られない。サークル活動もずっと止まっているから、苦手な人間に会う必要もない。

 

会いたい人とは自分から誘って遊んでいるし、幸せで、孤独感も少ない。苦手な人間と無理して関わって気疲れもしない。

もちろん東京など遠方の友人や親戚には会えていないが、今の居住地にも気を許せる人が沢山いる。

 

自分でライフサイクルを決め、好きな人間関係だけに囲まれて生きて、好きな場所へ行く。

 

 

最高すぎる。恵まれている。感謝しかない。

 

将来の自分の借金(奨学金)にも、親にも、周りの友人にも感謝している。私は幸せで恵まれている。

 

 

周りに感謝の気持ちが心の底から湧いてくるのも、心身が健康だからこそだと思う。

 

 

脳がパンクしてて、部屋は汚い、掃除もしてない、惣菜買いまくり食べまくり太りまくりをしてた時期があったからこそ余計にそう感じる。

 

 

でもこの幸福感は、奨学金と親の仕送りで得たお金、恵まれた環境があるからこそ。

 

 

現状に甘んじず、自力でその幸福環境を作り上げられるようになりたい。そんな社会人が目標。

狭いコミュニティに縛られるな

 

 今回は人間関係の話を少ししたいと思う。

 

 私は大学に入って、2年間、どうもウマが合うというか、心から一緒にいたい、楽しいと思える人と出会えていなかった。

 普段講義を一緒に受けている友人も、サークルの友人も、良い人達で、それなりに楽しいのだが、纏う空気、趣味嗜好や価値観が、微妙にズレていた。

 

 どうももどかしい、中高の友人などと話したり遊ぶ方が楽しかった。大学で毎日講義を一緒に受けている友人よりも、高校の時の塾で出会った、一緒に過ごした時間は少ない友人の方が気楽で心地良くて話が盛り上がった。

 

 私の入った大学には、上品で下品野蛮キテレツ下ネタの通じない人間しかいないのかと一時期本気で疑っていた。それに、真剣に学問と社会問題について議論したがらないのかと勝手に失望もした。身勝手にも、大学では真剣に学問と社会問題を憂慮思案している人間に出会えると思っていたから。

 

 しかし、去年の秋頃から、ゼミの友人や、留学で出会った友人たちとは、とにかく話があったし一緒にいて楽しかった。ざっくばらんに語り合えた。

 

 同じ大学にこんなに思考の合う人が眠っていたのか、どこに隠れていたのか?と首を傾げる位に。

 

 前置きが長くなったが、結局言いたい事は、コミュニティの変化は大切って事だ。

 

 ゼミはともかく、留学仲間は、自分が留学を選ばなければ出逢えなかった。

 

 自分の今いるコミュニティ、場所が合わず、悩んでいるなら、不愉快なぬるま湯にずっと浸かり続けるのをやめて、新しいコミュニティを見つける事をした方がいい。

 

 学生の間は、毎年クラス替えがあったり、バイト先があったり、講義のグループワークなんかがあって、新しいコミュニティや人間関係に出会いやすく築きやすいと思う。

 

 社会人はどうか?私はまだ社会人ではないので断定はできないが、昔読んだ本には『「家」と「会社」の往復ばかりで、その2つのコミュニティしかない人が多い』と書かれていた。

 

 ネットでも趣味でも習い事でも何でもいいと思うが、自分の人間関係を狭くしない方がいいと思う。どうかこの文章を読んだ人には、複数の居場所を持っていてほしいと思う。

 一つのコミュニティが居心地悪い時、他のコミュニティが自分を支えてくれるだろう。また、今は良い環境でも、その場所が自分にとって精神不安定材料になった時、他のコミュニティがあった方がいい。

 偏重と依存は良くない。世界を狭めないで欲しい。

 

 重く構えなくても、現代にはインターネットがあるからね!新しい居場所もコミュニティもすぐに出会える。

 代わりにはインターネットのコミュニティは、破壊もこじれもしやすいように思う。変に気を病み過ぎないで欲しい。

 

 病んだら逃げろ。

 

 一つの居場所が消えたとして、社会にはまだまだ沢山の広場があるよ。

 

 ただ一つ注意して欲しいのは、新しいコミュニティが居心地良いからって、今までのコミュニティを全て疎かにすることはしないで欲しい。全部をずっと維持しろとは言わない。それは多分不可能である。

 それでも、長い付き合いがあったコミュニティ、一時は深く付き合った人間関係をすぐに断ち切るのは良くない。昔からの友人や人間関係も大切にすることが、健全な社会性に繋がる。

 中学高校と良い思い出がない、それまでの自分を捨てたい、という時も、1.2人あるいは少しの人間関係は保てるなら保った方がいい。

 一度断ち切った人間関係の再構築は難しいのだ。時が経てば、また良い関係を築ける可能性もある。

 

 多分そういう話。

 

 マトマリガナイ。精進します

 

 

お酒を飲んだら身体が痛くなって眠れなくなった話

 

先日、友達の家で飲み会しまして。

 


久々の飲みだったし、外飲みと違って友達の家だし、泊まり予定だったから家帰る必要もなくて、ついお酒が進んで、結構飲みました。

 

もちろん吐くほどとか記憶飛ぶ程じゃない。

 


でも、チェイサー(水)買い忘れて、ほとんどアルコールだけ摂取したからまあまあ酔いました。つまみもそんなに沢山食べなかったのもある。

 


午前3時とか4時に睡魔の限界がきて、仮眠させてもらおうと思って、ラグの上で寝ました。

 

まぁラグの上だから睡眠浅かったのもあるんだけど、すぐに身体が痛くて起きた。

 

 


でも、腰じゃなくて、腕が!!!!二の腕が痺れて痛くて眠れない!!!!!痛い!!!!

 


叫ぶほどじゃないし我慢はできるけど寝られない、腕とか足動かして気を紛らわせないとイライラする位には痛い!!!

 


でも私、この痛み方に覚えがあった。今年に入ってから多分3回目位だった。しかも痛くなるのも同じ二の腕。

 


流石にこれは偶然じゃない、何か理由があると思って、スマホでググった。(現代は便利だね)

 


「急性アルコール筋症」

 


症状ズバリだった。

 


急性アルコール筋症.....アルコール分解によってタンパク質が合成できなくなったことによる、筋組織の損傷。筋トレ後の筋肉痛と違い、むしろ筋肉は損傷したまま回復しない。

 


らしい 引用: https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000354001/blog/bidA023342541.html

 

 

アルコールによって、タンパク質の合成が妨げられる事による症状なので、アルコールと一緒に適度に水を飲むこと、またプロテインを摂取して、損傷した筋肉の再生を促すことが大切らしい。

あと、ビタミンの摂取も有効なんだとか。

 

 

調べた後、昨日飲みの途中の買い出しでゲットしたけど殆ど飲んでなかった水をがぶ飲みしてみた。

 

 

が、すぐ痛みが和らぐ訳もなく、その後4時間ほど痛みに悶えることとなった。

 

因みに一緒に飲んでた友人も、足が痛くなったらしく途中で起きてきた。同じように、チェイサー無しで酒を飲んでたからだ思う。

 


とりあえず、今後はちゃんと水飲みながら酒を飲むことと、飲みの前の日にレモン果汁の摂取をしようと思う。

 


似たような経験ある人は、一回調べてみてね。

 


ちなみにこの後、4時間悶えて少し腕が楽になった頃、近所の喫茶店でモーニング食べてたら治りました。流石に数時間で和らぐぽいね。

 

ちゃんちゃん。

 

備忘録 映画 『カフェ・ソサエティ』

観た日:2020/07/14

 

 ウディ・アレン監督の『カフェ・ソサエティ』を鑑賞した。

 

 煌びやかな1930年代のアメリカ、ハリウッド・ニューヨークの美しさと輝きを感じられる。

 奇抜な展開は一切なく、気軽に楽しく鑑賞できる映画だと感じた。

 

 主人公の兄や母などの行動や言動の可笑しさに笑ってしまうが、短い登場時間でキャラ付けがなされていて感情移入もしやすく、話の世界の面白さが広がっている。

 他にも、恋愛のタイミングの重要性や、恋の葛藤など、万人受けする箇所が多い。

 

 特に、主人公や、ヒロインが、別の世界線「if」を想像してしまうところは、だれしもが共感できるだろう。

 「if」は、想像の産物だから美化されてそちらの選択肢の方が良い様に見える。そうだと分かっていても、ふと考えてしまうのが人間の性なのかもしれない。

 

 個人的には、この主人公や家族がユダヤ人な所も面白かった。いかにもアメリカで実力でのし上がりそうである。

 ユダヤ教をよく知っているとより楽しい。お祈りの話や過越しの祭りなど。

 主人公の兄はお気に入りになった。自分の生きたいように生きてスッと死んでいく。正しいとは言えないが、軸があってブレない。

 エネルギッシュな時代を描いた映画は、観ていてワクワクするし、自分に活力を与えてくれるので特に好きだ。人々の夢と野心と欲望と悲哀が入り混じっているのがチラチラ見えるのも良い。エネルギーがあるからこそ、人は夢や野心を抱けるのだと思う。

 

 サクッと娯楽作品が観たいと言う時にピッタリの映画だ。多分2回目を観ても楽しい。

 機会があればまた観たいと思う。

留学記①〜準備編〜

 

 大学に入ったらずっとしたかった事がある。留学である。

 運良く留学への支援環境の整った大学に入学し、親の援助も得る事ができ、幸運にも1ヶ月留学する事ができた。

 

〜前提〜

 まず初めに述べておきたいのは、この環境への感謝である。サポートのある大学。惜しみなく資金を援助してくれた親の存在は非常に大きい。本当に感謝している。

 

 それに加え、日本学生支援機構のJASSO奨学金を受け取る事もできた。この奨学金についてはまた後日詳しく述べたいと思うが、1ヶ月の留学で8万円ほど給付を得る事ができた。

 

〜申請・動機〜

 近年は、日本の大学主催型の留学、留学斡旋会社の留学、さらには現地の大学への直接申し込み型まで、留学の手段は様々存在する。

 

 私は、大学主催型の留学を選択した。理由はまあ言ってしまえば、手軽で楽だからである。

 

 大学主催型は、説明会を大学内で開いてくれるので気軽に参加しやすい。参加者も同じ大学の仲間で、初対面とは言え、知り合いの知り合いだったりする訳で打ち解けやすい。実際に留学が始まるまでのサポートも割と多かったように思う。

(他の留学方法を比較検討したわけではないことは留意されたし。)

 

  さらに、何とと言っても、単位が取得できた。

 

 当たり前であるが、大学生にとって、単位は必要不可欠である。そして、この単位の中でも、言語の単位は取りづらい。理由は、出席の厳しさである。他の講義と違って、毎週出席を取られるので、こっそりサボる事が出来ない。

 しかし、留学に行けば、当然現地の大学に通うわけで、単位が貰えるのである。

 

 端的に言えば、お金を払えば単位が貰えるわけである。

 

 とまあこうして、私は大学主催型の留学に参加する事にした訳である。

 

 私が選んだコースは幸いにも不要であったが、種類によっては、TOEICTOEFLなどのスコアが求められる。後にも理由を述べるが、留学を検討される場合は、これらの英語試験を一度は受験しておくことをオススメする。

 

 

長くなってしまったのでここまでで。